あなたの会社にはどんなビジネスモデルがありますか?
経営者の方々にお話を伺うと必ず話題になることがあります。
それは「どうやって新規集客しているか?」ということです。
お聞きするとほとんどの経営者・店舗経営者の方々は「紹介」「新規営業」とHPからの問合せのようです。
紹介は最初からある程度の信用があるお客さんなので質としてはとても良いお客さんが多いですね。
ですが、いつも紹介があるわけではないともよく聞きます。「紹介が無ければ営業に出る」の繰り返し。
紹介がいつ途切れてしまうかもしれないこの状態を今後もずっと続けるんですか?
中小企業こそ自社がコントロールできるビジネスモデルを持つべきなのです。
それでは中小企業に必要なビジネスモデルを3つご紹介します。
目次
中小企業に必要な3つのビジネスモデル
モデル1 見込み客リストを獲得する
ビジネスの最大の資産である見込み客リスト、いわゆる「見込み顧客のリスト」です。「リード」とも言われています。
商品・サービスの販売に一生懸命になるので見込み客リストの重要性はあまり認識されていない経営者も多いのです。
企業資産ではよく「ヒト・モノ・カネ」と言われますが、今後のビジネスを安定させるのであれば「リスト」は間違いなく重要です。
このリストは簡単に増やせるものではなく、時間も手間もかかりますが、将来の利益の源泉になる最大のビジネス資産なのです。
注意してほしいのはリストを取ったからといってすぐに売り込まないことです。
モデル2 フロントエンドとバックエンドを準備する
フロントエンド商品とは、「集客商品」のこと、新規顧客に最初の購入ハードルを超えてもらうための商品・サービスです。
例えば、英会話の無料CDサンプル、コスメ・健康食品の無料スターターキット、居酒屋のお得ランチ・・・etc
バックエンド商品とは「利益商品」のこと、集客商品を理解してもらった上であなたの本来提供したい商品・サービスを販売するのです。
上記の例で言えば、英会話教材の年間購入、コスメ・健康食品の定期購入、居酒屋の宴会・・・ですね。
フロントエンドの延長線上にバックエンドが設定されているのを忘れてはいけません。
あなたの商品・サービスでもここまでの流れを考えてアイデアを出してみてくださいね。
モデル3 継続課金の仕組みを考える
ここまでの流れができた上での段階ですが、最終的には「継続会員」モデルを考えましょう。
継続課金モデルは究極の安定収入を得ることができます。
例えば、会員制システムがそうですね。年間会費を払うホールセールクラブやプレミア会員などです。
これは年会費がそのまま固定された売上・利益になりますし、優良会員の比率が高いです。
余裕ができたらご自分のビジネスでもぜひ考えてみてくださいね。
いかがでしたでしょうか?
中小企業に必要な3つのビジネスモデルをご紹介してきました。
まとめ:仕組みができると長期安定が可能になる
見込み客リストを獲得する
フロントエンドとバックエンドを準備する
継続課金の仕組みを考える
この一連の流れの中でどこに問題点があるのかも良くわかります。
単に売上が上がらないと一喜一憂するのではなく、ポイントを絞って改善することも可能なのです。
中小企業こそ自社がコントロールできるビジネスモデルを持つべきなのです。
そのためにもまず最初はリストを集めましょう。
そしてビジネスモデルを作って実践していきましょう。
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