治療院・美容院など店舗系ビジネスをされている方はご存知かと思いますが、サンキューレターは使っていますか?
サンキューレターという言葉ではなくとも、お礼状だったり、お礼メールなどもお使いかと思います。
リピート客につなげる最良のコミュニケーションツールですよね。
交流会や私のセミナーに来られる経営者の方々の中には新規集客に集中しすぎて、リピート対策が手薄になってしまう場合もよくお聞きします。
業種にもよりますが新規客獲得は既存客に比べて5〜10倍のコストと時間がかかります。
顧客リストを持っているならまず新規集客よりも先に手を打つべきでしょう。
しかし、実際にサンキューレターを出しているけれどリピーターにつながらないとも聞きます。
目次
サンキューレターの目的・狙いは?
今さら説明するまでもなく、サンキューレターは商品・サービスを購入していただいたお客さんに感謝とお礼を伝えるものです。
感謝の言葉のみにとどめて、決して売り込みをしてはいけません。
綺麗な字でなくても構わないですから、丁寧に心を込めて書くことです。気持ちを伝えるのですから
リピート客につなげる最良のコミュニケーションツールですよね。
サンキューレターのメリット・デメリット
お客さんにあなたの商品や会社のファンになってもらい、優良顧客になってもらうことです。
一度きりのお客さんでは勿体無いですよね。
デメリットは強いて言うならそのお店を利用したことをあまり知られたくない場合でしょうか。
人によっては脱毛・かつら・ダイエット・痩身など家族といえども抵抗があるかもしれません。
サンキューレターで守るべき7つの掟
オキテ1 初回のお客さんには必ず送る
当然、お客さんはあなたの商品・サービスを受けるのは初めてです。
つまりあなたとの信頼関係はまだ出来ていない状態です。
ただ商品・サービスを購入してもらうだけではなく、今後もリピーターになってもらう為のアフターフォローがとても重要なのです。
ですので、サンキューレターは初回のお客さんには必ず送ることを心がけて下さい。
オキテ2 利用後すぐに送る
「鉄は熱いうちに打て」と言うことですね。
できれば当日中には書いてお客さんの手元には2〜3日以内に届けるべきでしょう。
早ければ早いほど効果はあるでしょう。
あなたがお客さんだったら翌日サンキューレターが届いたら驚きませんか?
オキテ3 手書きで送る
可能な限り手書きで書きましょう。
実際にはすべて手書きで書くのは難しいとは思いますが、「感謝」を伝えるのに定型分のお礼状はNGですよね。
ちょっと考えれば分かると思いますが、誰にでも送っている同じありきたりの文面内容を見ても感謝は伝わらないです。
よくあるNGパターンがお客さんの宛名部分だけ手書き、残りはすべて同じ内容文でサンキューレターを出す。
これってよくありますよね。あなたもやっていませんか?これではリピート客にはなりませんね。
なんと言っても手書きは自分の為だけに手間ひまをかけてくれたことがひと目でわかります。
オキテ4 できるだけハガキを使う
ていねいに封書で送る場合もあるかと思いますが、開封されないことを考えるとハガキをオススメします。
家族にも知られたくないお店などの例外を除き、ハガキであれば認知度があがります。
オキテ5 パーソナルメッセージでお客さんの承認欲求を満たす
来店中や背術中に話した会話内容などそのお客さんに合わせた言葉を入れましょう。
いくら手書きであってもありきたりの内容では気持ちの伝わり方が違います。
それによってお客さんは「自分の事を考えてくれている」という承認欲求が満たされるのです。
信頼関係がグッと高まるポイントですね。
オキテ6 LINE、SNS等も可
オキテ4ではハガキを使うと説明しましたが、ここまで普及してくるとSNSも一部ありかもしれませんね。
少ないですが、商材によって家族にも知られたくない商品・サービスもあるので。
オキテ7 内容の復習・アドバイスメッセージも可
これもオキテ5でパーソナルメッセージを書くとお伝えしましたが、意外とお客様は話を聞いていない場合があります。
例えばサロンや施術中はとても気持ち良い状態なのでリラックスしすぎて記憶に残らないんです。
こういう場合が想定されるのであれば、商品・サービスの内容をうざく思われない程度にさりげなく再説明するのもOKです。
その延長線上で専門性のあるアドバイスメッセージがあればさらに効果が高まります。
まとめ: サンキューレターでリピーターを増やそう!
いかがでしたか?とっても面倒ですよね!?
でもこういう地道なアクションを継続することがリピートへの鉄則なのです。
特にサロン、美容室等の店舗経営では初回来店直後の施策が離脱防止の決め手です。
サンキューレターの仕組み化が安定経営の基本なのです。
一度あなたやあなたの会社から商品・サービスを購入したお客さんは再度購入してくれる可能性が高いのです。
サンキューレターはお客さんに「感謝」をお伝えするものです。
あなたのビジネスでお使いのサンキューレターはお客さんの立場に立って受け取った場合、嬉しいでしょうか?
自分が受け取る側の気持ちを考えれば、自ずとわかるはずですが、それをキッチリと行動に移せている人はほとんどいません。
だからこそ、この記事を読んだあなたがこの通りに取り組めば成果につながります。
「継続は力なり」です。ぜひ明日からあなたの「感謝」の気持ちをお客さんに伝えていきましょう!
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