小さな会社が生き残る道「選択と集中」 5つのメリット

学生の頃に学校の近くにあった定食屋さんやあるいは駅のそばのよくある食堂。

メニューを見るとラーメン・カツ丼・牛丼、カレーとメニューも豊富。

しかし、なんでもありますがどれもこれも中途半端な印象を持ちませんか?

せっかく食べるのならそれぞれの専門店で美味しく食べたいですよね?

これって皆さんのビジネスに置き換えてみると・・・

あなたの商品・サービスの売りが複数あるとどうでしょう?

それぞれ一生懸命に良さを伝えるがあまり、どれも決め手が無くボヤけてしまいます。

「これも良いです」「あれも良いです」という状態。

どれもがかすんでしまって良いものが目立ちません。

また、スモールビジネスでは「ヒト・モノ・カネ」という経営資源が限られます。

どっちつかずになりこれも中途半端な状態になります。

いくらそれぞれの商品・サービスが魅了的でも経営資源を集中させている専門店にはかないません。

この考え方は実は50年も前に経営の神様として有名な経営学者ピーター・ドラッカーによって生み出されている「王道」なのです。

ではどうするか?

『一番よいものをひとつ選んでください』

その理由をご説明します。

商品・サービスの本来の価値を最大化できる

選択と集中によってもたらされる最大のメリットは商品・サービスの本来の価値を最大化できるという事です。

利益の上がらない赤字部門を清算して利益を生み出す黒字部門に経営資源を集中させて本来の価値の最大化を目指す。

スモールビジネスでは特に「ヒト・モノ・カネ」という経営資源が限られますので尚更でしょう。

専門分野での大きな成長が見込める

専門分野に絞り込んだマーケティングを実施できるので集中した資源投資が可能になります。

あれこれと思いついたアイデアにその都度新しい資源を投入していてはマーケティングの質が下がってしまいます。

新商品・新サービスへの展開が期待できる

顧客満足度の高い新商品の開発投入なども可能になり、本来価値が上がっていきます。

その結果、売上アップやシェア拡大など大きな成長が可能になります。

分散している余分な費用を削減できる

資源を集中する事で不採算部門の業務・管理・事務処理等がスムーズになり、無駄なコストを大幅に削減することが可能になります。

経営が安定する

不採算部門が抱えるリスクを最小限に食い止め、本体の価値を最大限にする事で多いな成長とリターンが見込めます。

そうすることで基本に忠実な経営の安定性が高まっていくのです。

中小企業や個人事業主などの小さな会社では、限られた資源をどこに集中させるのかはとても重要なことです。

いろいろできる優秀な人ほど間違えやすい

スモールビジネスが成功するにはあれこれといろんなことに手を出すよりも、一点に集中することが重要です。

ある税理士さんの例です。

開業したばかりで、紹介に頼った集客なので安定せずに困っていました。

税務関連のことならなんでもOKとアピールしていたのです。

競合や市場・自社の分析を行い、ある特定の業種のクライアントが多いことに気づきました。

美容室からの依頼が多かったのです。

そこで「美容室専門の税理士です。開業から節税・採用まで」と銘打ち、ターゲットを絞ったのです。

ホームページやお客様の声、料金体系・サービスなども美容室向けに変更しました。

その結果、近隣地域周辺ばかりだったお客さんの商圏が広がり全国から依頼が舞い込むようになりました。

他のこともできるとしても、どれか一つに絞って集中するほうが大きな結果を出すことができます。

あれもこれもできてしまう優秀な人や会社ほどたくさんのことに手を出してしまいがちです。

欲張ってターゲットがぼやけてしまっては元も子もありません。

どの分野に経営資源を集中させるべきなのか、よく検討しましょう。

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